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活躍事例・体験談

仙田 恵さん

悩み、ストレス、葛藤…
働く人誰もが抱える心理に興味を抱き、大学院へ。
採用の現場を続けながら、研究に励む。

―現在大学院で研究をしながら、人材系のお仕事もされているそうですね。

 はい。週のうち2日は大学院で認知心理学の研究、2日は非常勤講師として大学でキャリアデザインの授業や卒論等の指導、週末は人材サービス会社で採用セミナー運営やリクルーター活動などの採用代行の仕事、というのがおおよその1週間の過ごし方です。時期によって,仕事の配分を変えています。

―忙しそうですね…。どんなきっかけで大学院進学を決めたのですか?

 もともとは人材派遣会社で法人営業や派遣スタッフ管理に携わっていました。スタッフのカウンセリングなどを通じて多くの悩みや不安の声を聞き、世の中誰しもが、多かれ少なかれ悩みを抱えているんだなと実感しましたね。でも、悩みやストレスを健全に対処できる人と、そうでない人がいる。ストレスって、生みの苦しみ、成長のチャンスでもあるんです。この、ストレスを乗り越え次のステップにつなげる「自己コントロールプロセス」を明らかにすることで、変化の激しさが増す社会でのキャリア形成に役立てることができるのでは?と思い、大学院への進学を決めました。  一方、理論だけでなく現場感覚も大事にしたいと思い、在宅や週末勤務という形で人材の仕事も続けています。ICCAは現在の仕事を通じて知り、受講しました。

キャリアに関わる理論と現場、自分にしかできないことを追求し、
はたらく現場を元気にしたい

―ICCA養成講座を受講してみていかがでしたか?

 理論と実践のバランスがいいなと思いましたね。これまで人材業界で自分がやってきたことを、改めて理論と紐づけ、ロールプレイングで確認・改善していく、よい機会になったと思います。

 また、キャリアにまつわるトピックやワークが豊富なのも印象的でした。私は非常勤講師で大学3年生向けのキャリアデザインの授業を持っており、そこでも役立ちましたね。グループワークで自分史を作って自己分析に取り組んだり、ゲーム形式で論理思考や各種業界への理解を深めたり、面接でのプレゼンのポイントや雇用の実状をリアルに伝えたり…と実践的でおもしろい授業を日々心がけているのですが、ICCAの講義やトピックをヒントにさせていただくことも多かったです。

―これからのご自身のキャリアについてお聞かせください。

 キャリアに関わる理論と実践が今の私のテーマですが、これはまだまだプロセスにすぎないと思っています。最終的な目標は、「自己管理、セルフコントロール」をテーマに、はたらく現場に役立つ研修プログラムを創り、事業として世の中に提供すること。一人でも多くの人が、うまく自分と向き合い,健全にキャリアを築いていけるよう貢献できたらうれしいですね。

 認知心理学の研究者として励むのは、しっかりとした理論を背景にしたプログラムを構築するため。キャリアコンサルタントとして働き続けるのは、多くの働く人や企業と関わることで、自分自身の能力や現場感覚を磨き、より役立つプログラムにして広く社会に伝えていくため。研究者、大学講師、キャリアコンサルタント、3つの役割を通じての「理論と実践」を強みに、想いを形にしていきたいと思います。

プロフィール

仙田 恵さん

証券会社営業、人材派遣会社での法人向け人材派遣・紹介・アウトソーシング営業、登録スタッフ管理を経験後、大学院入学をめざし退社。2010年名古屋大学大学院環境研究科博士課程に入学。現在、後期課程で研究を継続中。
その他、愛知工業大学での非常勤講師(キャリアデザイン、心理学概論)、高校での夏期講師、人材サーピス企業(株)アールナインの名古屋エリア担当も担い、キャリアと認知心理学の分野で幅広く活躍している。

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